遺言書 よくある間違い・勘違い

遺言書作成において、よく見聞きする間違い・勘違いをまとめましたので、ご参考にご覧ください。

1.遺言書を書いても、自分の財産は「自由」に処分できます。

遺言書を作成すると、その内容たる財産を処分(定期預金の解約・不動産の売却等)する事ができないような錯覚に陥る方がいますが、これは全くもって「自由」です。

「Aに甲不動産を相続させる」と記載していても、Aの承諾を得る必要はありません。遺言者の気が変わって生前に甲不動産を売却すれば、遺言書の「Aに甲不動産を相続させる」という部分が取り消されたとみなされるだけです。

2.遺言書はいつでも「自由」に見直せます。

遺言書を作成したものの、後日気が変わって遺言内容を修正したい時は、自由に新しく遺言書を作成する事ができます。遺言書が複数ある場合、内容の抵触した部分については日付が新しい遺言書が優先され、日付が古い遺言書は取り消されたとみなされます。

「自筆証書遺言」も「公正証書遺言」も適正に作成されたものであれば、それ自体に法的効果の優劣はありません。日付が新しいものが優先されます。(但し、日付の違う遺言書が複数あると、その後の相続手続きについて大変困難な事態になる事が予想されますので、取り消す遺言書は破棄するのが良いでしょう)

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