「遺言書」と「遺書」の違い

a0055_000845遺言書を書くのは縁起が悪いようで・・」

遺言書を書く事に躊躇する理由としてよく耳にする意見です。

しかしながら「遺言書」と「遺書」の違いを理解してますでしょうか?

あまり聞きたくない自殺のニュースですが、自殺あるいは自殺の疑いあるニュースや記事には必ずと言っていいほど「遺書があった」あるいは「遺書はみあたらない」とが付け加えられています。

遺書は、自殺する人や死期がせまった人が、自分の思いや感情を書きとめる最後のメッセージであり、様式内容も自由で、そこに自分の相続財産等の話はでききません。

報道機関はその違いを認識していますので、必ず「遺書」と表現し、「遺言書」とは表現しません。

遺言書その様式が決められており、それに反するものは原則「無効」とします。

遺言書自分の死後、相続人に対して主に自分の相続財産についての意思表示をしておく書類にすぎないのです。生命保険を契約して、生命保険金の受取人を誰々に指定しておく事と共通している部分があると言えるでしょう。

遺書」はたしかに縁起の悪い部分が大きいかもしれませんが、「遺言書」は生命保険と同じような「責任のある人」が自分の死後を見据えて、相続争い等のトラブルにならないようにする意思表示に過ぎないのです。

 

aratama