一之瀬文香さんと杉森茜さんの同性婚

女性同士での挙式を発表していたタレント・一ノ瀬文香(34)と女優・杉森茜(28)が19日、東京・新宿区のBATUR TOKYOで人前式および披露宴を行った。終了後に2ショットで結婚会見に出席し、一ノ瀬は「リゾート風な人前式を行いました」と報告。披露宴について杉森が「みんなの拍手と笑顔がうれしかった」と振り返ると、一ノ瀬は「こんなに大きな拍手は聞いたことがない…」と思い出し、瞳を潤ませた。ヤフーニュースより引用

日本でも最近徐々にですが、こういった同性婚のニュースが多くなってきていると思います。

渋谷区が「同性婚証明書」を発行するようになった事など、スピードはゆっくりであるものの確実に日本人の意識にも変化の胎動が見られますね。

少しづつ、少しづつ・・

(平成27年4月19日)

精子提供者である「父親」に養育費賠償命令(米国)

米カンザス州で同性愛の女性カップルに精子を提供した男性が、生まれた子どもの養育費負担を命じられ、州当局と法廷で争っている。

カンザス州トピカに住むウィリアム・マロッタさんは2009年、インターネット上の情報サイト「クレイグリスト」で、精子提供者を募るレズビアンカップルの広告を見かけ、自身の精子3カップ分を無料で提供した。「私は遺伝物質を提供しただけ。それで終わり」(マロッタさん)のはずだった。

女性の1人は妊娠し、女の子を出産。ところがその後、このカップルが関係を解消し、一方の女性が体調を崩して働けなくなったことから州に生活支援を申請した。これを受けて州当局はマロッタさんに、今は3歳になった子どもの養育費として6000ドル(約52万円)の支払いなどを命じたという。

マロッタさんは、精子の提供に当たり、生まれた子どもに対する金銭的責任は負わないとする契約書を交わしたと説明した。しかし州当局からは、医師が介在していないことを理由に、契約は無効だと告げられたという。もし医師が人工授精をしていれば、マロッタさんが単なる精子提供者であって、子どもの母親と交際していなかったことを文書で証明できる。しかしそうでない場合、カンザス州の州法ではマロッタさんが父親とみなされる。
CNNco.jpより引用

アメリカ合衆国カンザス州におけるレズビアンカップルへの精子提供の事例です。

この記事を読む限りでは、カンザス州においては「医師の人工授精」という事を文書で証明できれば、「精子提供者」のそれ以上でもそれ以下でもない存在で済むのですが、それがなければ「父親」としての義務を負う事になるようですね。

カンザス州は同性婚を認めていないので、州当局の判断はそういった背景もある可能性もあるようです。

日本もそうですが、LGBTの先進国でもなかなか画一的な法整備をするのは現状難しいようですね。

(平成26年10月8日)

性別変更を原因としたゴルフクラブ入会拒否は違法判断

性同一性障害で戸籍の性別を男性から女性に変えたことを理由に、会員制ゴルフクラブへの入会を拒否されたとして、静岡県内の会社経営者(59)が、同県西部のクラブと運営会社に計585万円の損害賠償を求めた訴訟で、静岡地裁浜松支部は8日、クラブと運営会社に110万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

古谷健二郎裁判長は、入会の拒否は「(『法の下の平等』を定めた)憲法14条の趣旨に照らし、社会的に許容しうる限界を超えるものとして違法」と指摘。「原告は人格の根幹部分にかかわる重大な精神的損害を被った」とした。

判決によると、会社経営者は2010年に性別を変更。12年6月、クラブに入会を申し込んだが、性別の変更を理由に拒否された。クラブ側は、入会を認めた場合、浴室などを使う他の女性会員らが不安感を抱き、クラブ運営に支障が生じると主張したが、判決は「危惧するような事態が生じるとは考えがたい」と退けた。
読売新聞より引用

 

司法の世界でも、性同一性障害による性別変更について、どんどん理解が進んできていますね。

裁判の詳しいところまでは分かりませんが、性同一性障害の性別変更については、厳格な要件をクリアして、裁判所に認められての性別変更になりますので、戸籍上の性別変更以外でも社会的な不利益を受ける事はあってはなりません。

これからもこういった訴訟が増える事が考えられますが、少しづつでも日本社会が受容していくといいですね。

(平成26年9月9日)

性同一性障害→「性別違和」へ 

性同一性障害は「性別違和」に、パニック障害は「パニック症」に言い換えを−−。日本精神神経学会は28日、精神疾患の病名に関する新しい指針を発表した。本人や家族の差別感や不快感を減らすとともに、分かりやすい表現を用いて認知度を高めるのが目的だ。学会は今後、医療現場などに新指針による病名を用いるよう呼び掛けていく。

米国の新診断基準「DSM−5」が昨年策定されたのを契機に、関連学会が表現を検討した。主な変更点として、患者や家族に配慮して「障害」を「症」に言い換えた。「障害」の表現が、症状が回復しないとの誤解を与えるためだ。

物事に集中できないなどの症状がある注意欠陥多動性障害(ADHD)は「注意欠如・多動症」に、急に動悸(どうき)などに襲われるパニック障害は「パニック症」、拒食症も「神経性やせ症」、読み書きなどが難しい学習障害は「学習症」に変更した。

身体的な性別と、心理的な性別が一致せず、強い違和感に苦しむ性同一性障害では「障害」との表現に、患者の間で異論が多いことに配慮した。
朝日新聞より引用

日本精神神経学会は、性同一性障害の呼称(病名)について「性別違和」と言い換えをしていくようです。

「障害」を「障がい」と表記を変える動きはありましたが、今回はその表現を抜本的に変える事になりますね。

もちろん言葉を替えただけでは問題の解決にはなりませんが、イメージとしてマイナスの印象があるものを、少しでも変える努力は必要かもしれません。

これを機に数々の精神疾患への理解が深まることを期待したいですね。

(平成26年5月29日)