性同一性障害→「性別違和」へ 

性同一性障害は「性別違和」に、パニック障害は「パニック症」に言い換えを−−。日本精神神経学会は28日、精神疾患の病名に関する新しい指針を発表した。本人や家族の差別感や不快感を減らすとともに、分かりやすい表現を用いて認知度を高めるのが目的だ。学会は今後、医療現場などに新指針による病名を用いるよう呼び掛けていく。

米国の新診断基準「DSM−5」が昨年策定されたのを契機に、関連学会が表現を検討した。主な変更点として、患者や家族に配慮して「障害」を「症」に言い換えた。「障害」の表現が、症状が回復しないとの誤解を与えるためだ。

物事に集中できないなどの症状がある注意欠陥多動性障害(ADHD)は「注意欠如・多動症」に、急に動悸(どうき)などに襲われるパニック障害は「パニック症」、拒食症も「神経性やせ症」、読み書きなどが難しい学習障害は「学習症」に変更した。

身体的な性別と、心理的な性別が一致せず、強い違和感に苦しむ性同一性障害では「障害」との表現に、患者の間で異論が多いことに配慮した。
朝日新聞より引用

日本精神神経学会は、性同一性障害の呼称(病名)について「性別違和」と言い換えをしていくようです。

「障害」を「障がい」と表記を変える動きはありましたが、今回はその表現を抜本的に変える事になりますね。

もちろん言葉を替えただけでは問題の解決にはなりませんが、イメージとしてマイナスの印象があるものを、少しでも変える努力は必要かもしれません。

これを機に数々の精神疾患への理解が深まることを期待したいですね。

(平成26年5月29日)